みなさんこんにちは
ありい歯科 院長の有井です。
毎年6月には「歯の衛生週間」があるのをご存知でしょうか。
お仕事や学業が忙しくなかなかメンテナンスに通えていないという方はもちろん、全ての皆さんに年に一回ご自身のお口の健康について考えていただくよい期間かと思います。

4月から新学期や新年度が始まり、健康診断が実施されているのもちょうど今の時期かと思いますが、みなさんの健康状態はいかがでしたでしょうか。
内科的な疾患や要注意については、「早く受診しなければ」と考えられる方は多いと思いますが、歯科健診の「要受診」については後回しにされてしまうことが多いように感じます。
特にお子さんが歯科健診で「要受診」案内を貰われた場合には、できるだけ早めの歯科医院受診をお勧めします。
学校からのお知らせを放置して、知らず知らずのうちに悪化、お子さんが痛い思いをされるのは親御さんとしても避けたいですよね。
もし学校から歯科受診のお知らせを貰われたら、以下の手順で歯科を受診なさってください。
① なるべく早く歯科医院に予約をする
• 学校からの指摘には「虫歯、歯肉炎、咬み合わせ、歯並び、汚れ(プラーク)」などさまざまな理由があります。
<よくある指摘例:>
o 「C」と書いてあれば虫歯(C=カリエス=虫歯)
o 「G」や「歯肉炎」と書いてあれば、歯ぐきの炎症
o 「歯列」「咬合」などの指摘は、かみ合わせや歯並びの相談
※指摘内容が軽度でも、放置すると悪化する可能性があります
② お知らせの紙を持って受診
• 学校からもらった用紙を必ず持参してください。
• 「学校検診でこう言われた」とお伝えいただくと、必要な所を重点的にチェックします。
③ 治療や経過観察が必要な場合は、継続して通う
• 1回で終わらないケースもあります(例:虫歯の治療や歯石除去など)。
④ 診断結果を学校に提出する(必要な場合)
虫歯だけでなく、痛みや違和感を感じにくい「歯肉炎」の場合も、早めの受診が必要です。
早めの受信が必要な理由としては、
◆子どもの歯肉炎は見えにくく進みやすい
• 子どもは自覚症状が少なく、痛みや腫れを感じにくいことがあります。
• でも、歯ぐきの内側では炎症が進行していることも。
◆ 歯みがきの習慣づけに最適な時期
• 歯肉炎は主に「歯みがき不足(プラークのたまり)」で起こります。
• 歯科医院で歯みがき指導を受けることで、将来の予防にもつながるよいチャンスになります。
◆永久歯への影響を防げる
• 特に小学生の時期は、乳歯と永久歯が混ざる時期。
歯肉炎を放置すると、永久歯の歯ぐきにも悪影響が出る可能性があります。
迷ったら「とりあえず受診」を選択されるとよいでしょう。
初期の歯肉炎の場合には痛みを伴う様な治療はほとんどありませんのでご安心ください。
「学校からお知らせの用紙は貰っていないけれど不安」という方には、以下のチェックシートを参考にお子さんのお口のチェックをしてみてくださいね。
チェック項目
□ 歯ぐきが赤く、腫れているように見える
□ 歯みがき中に出血することがある
□ 口の中がねばつく・におうことがある
□ 歯ぐきがむずがゆい・痛がる
□ 歯に白いモヤ・黄ばみ・汚れがついている
□ 奥歯・永久歯がうまくみがけていない
□ 歯と歯ぐきの境目が汚れている
□ 歯みがきを嫌がる、時間が短い
□ 最近、永久歯が生えてきたところが赤い
□ 学校検診で「歯肉炎」の指摘があった
結果の目安としては、0~2個程度なら経過観察で問題ありません。日頃の歯磨きを丁寧にしていただくことを意識なさってください。
もし3個以上あてはまる場合には、歯肉炎の可能性がありますので早めに歯科医院を受診してください。
当院では子育て世代の衛生士が多数在籍し、お子さんのケアも十分な知識とスキルで対応させていただいております。「心配だな」「困ったな」と思われる場合には一度ご連絡ください。歯科医院だけでなく、家庭での歯磨きの仕方についてもしっかりとご説明させていただきます。
お子さんの「歯医者さんに通う習慣づけ」はぜひ当院にお任せください。




