こんにちは
ありい歯科 院長の有井です。
さて、本日は「どうして入れ歯が合わなくなるのか」というお話をさせていただきます。
入れ歯が合わない理由はいくつか考えられます。
入れ歯が合わなくなる理由
1. 口腔組織の変化
入れ歯を装着していると、時間とともに口腔組織が変化します。歯茎の形状やサイズが変わることで、入れ歯のフィット感が低下し、合わなくなることがあります。
2. 骨の変化
歯を失うと、その周囲の骨は時間とともに吸収されることがあります。
3. 入れ歯の摩耗
入れ歯は毎日使うものですので、使い続けることで歯の形状やフィット感が変わり、合わなくなることがあります。
4. 入れ歯の製作時の問題
入れ歯を作る時に正確な診断が行われていない、素材の選択が正しくないなどの理由が考えられます。
5. 調整の不備
入れ歯のフィット感を改善するための調整が慎重に、適切なタイミングで行われなかったりすると、入れ歯が合わなくなることが起こります。
原因は1つではありません
これらの原因は患者様それぞれの状況によって異なります。
入れ歯が合わない場合には、早めに歯科医師に相談し、適切な調整や治療を受けることが重要です。
もちろん製作段階でご自身のお口にあたったものを製作することが一番よいことです。
どんな入れ歯がいいのかは、以前掲載したブログ内容を合わせて確認いただきご相談くださいね。
入れ歯は消耗品
入れ歯は消耗品です。「一度作ったから大丈夫」ではありません。
定期的なチェックをしていくことで、適切な作り替えの時期をご提案させていただけます。
また、残った歯をきちんと守っていくことも入れ歯の安定には必要不可欠となりますので、定期健診をしっかり受診してくださいね。