皆さんこんにちは
ありい歯科 院長の有井です。
「入れ歯を入れているけれど、どうもしっくりこない」
「入れ歯にしてから食事がとりづらい」
「なんだか話にくくて、会話するのが面倒になってきた」
入れ歯に関してこんなお悩みがあったり
「入れ歯だから仕方ない」と不具合を諦めてしまっていませんか。
合わない入れ歯を使い続けることはとてもストレスが溜まりますよね。
入れ歯の必要性
そもそも入れ歯とは、歯を失って咀嚼ができない状態になっている部分を人工的に補っていくものです。
歯を失ってそのままの状態にされている方もたまにいらっしゃいますが、歯を失ったままで入れ歯をいれずにおいておくと、例え失った歯が1本であっても咀嚼機能が正常に機能しなくなるため、胃が悪くなったり、逆流性胃腸炎になるリスクが高まったりします。
また、よく噛めないと味がしなくなっていくため、辛味や塩分の強い食事になることが多くなり、成人病のリスクも高くなります。
そのため、失った歯の部分をきちんと補って、機能を回復させるということがとても大事なことなんです。歯を失って放っておいてはいけません。
入れ歯の役割
歯というのは、すべての歯の役割が違うんです。
実は歯は一本一本その形状が違うように役割も違います。失った歯の役割を、残った他の歯が補うことはできないんです。
そのためには、失った歯の役割を人工の歯で補い、残った歯を守りつつ咀嚼機能を回復してあげることが必要になります。
機能を回復させることで、健康寿命を長くしてくことができます。
ご自身の健康のためにも、きちんとよく噛める入れ歯を作られたほうがよいと思います。
入れ歯ですぐにしっかり噛めるようになる?
しかし、入れ歯も作ったからといって、すぐに勝手に噛めるようになるわけではありません。
食べ物をしっかり噛むには、咀嚼するための筋肉、指令を出す神経が上手に連動し、舌が動き、食べ物が正しく歯の上にのっていかないと食べ物をしっかり噛むことはできません。
必要な器官が協調活動をしないと、急に噛めるようにはなりません。そのため、トレーニングやリハビリは必ず必要になってきます。
例えば部分入れ歯の場合、失った歯の位置や維持装置をかける場所など、入れ歯の設計には2億通りくらいあるものなんです。
噛める入れ歯を作るということは、その人にあった2億分の1を探していなくてはなりません。これはすぐに見つかるものではなく、何度か修理しながら探していくことになります。
その人に最適な入れ歯の設計がわかれば素材をかえていくこともできます。
保険の入れ歯以外の入れ歯とは
保険で作る入れ歯はすべてプラスチックのため、どうしても厚みが出てしまいます。
厚みがあると話にくかったり、舌の動きも悪くなってしまいます。このプラスチックの素材を金属にしてあげるとかなり薄く作ることができます。
プラスチックだと4ミリはありますが、金属だと0.5ミリくらいまで薄くすることができるんです。
金属の薄い入れ歯は舌も動きやすく、温度も感じやすいため食事も美味しく感じることができますし、お喋りも気分よくすることができます。
プラスチックに比べ、劇的にお口の中の環境がよくなるのが金属の入れ歯です。
入れ歯のお悩みご相談ください。
当院では、お口の中をトータルに判断し
患者様お一人お一人にお口の中にしっかり合う入れ歯をご提案しております。
どんなに小さなお悩みもお気軽にご相談ください。
機能をしっかりと回復させ、よく噛める入れ歯を一緒につくっていきましょう。