みなさんこんにちは
ありい歯科 院長の有井です。
2月後半になり、少し寒さが和らいでくると今度は花粉症の時期がやってきます。
鼻と口は繋がっているため、実は口腔内ケアを頑張っていただくと花粉症対策に役立つものもあるんです。
前回の体調不良の時の口腔ケアのポイントと同じく、花粉症の時期の口腔ケアのポイントもお伝えさせていただきますので、ぜひお役立てくださいませ。
花粉症時期の口腔ケア対策
◎こまめなうがい・口すすぎ
花粉が口の中に入ると、粘膜が刺激されて口の中が乾燥しやすくなります。
外出から帰ったら水やお茶で軽く口をすすぐと、花粉を洗い流せますし、口腔内の乾燥も防ぐことができます。
◎歯磨きをしっかりする
花粉症の時期は鼻が詰まりやすく、口呼吸になりがち。
その結果、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるので、丁寧に歯磨きをして口の中を清潔に保ちましょう。特に夜寝る前はしっかりケアするとよいですね。
◎マウスウォッシュや保湿スプレーを活用
口の中が乾燥しやすいときは、アルコールフリーのマウスウォッシュや口腔用の保湿スプレーを使うと潤いをキープできます。
乾燥を防ぐ=口臭を防ぐポイントにもなりますよ。
◎舌も清潔に
花粉症で口が乾燥すると、舌に白い汚れ(舌苔)がつきやすくなります。
専用の舌ブラシや、歯ブラシの毛先をやさしく当てて軽く掃除するとスッキリします。
◎鼻づまり対策も大事
口呼吸を減らすために、鼻の通りをよくするのもポイント。蒸しタオルを鼻の上に当てたり、加湿をしたりすると楽になりますよ。
◎水分補給をこまめに
唾液が減ると口臭や虫歯のリスクが高まるので、水やノンカフェインのお茶をこまめに飲んで、口の中を潤しておきましょう。
糖分の含まれる飲み物を飲まれるときには、ダラダラと飲まず時間を決めて飲まれることをお勧めします。
花粉症で口の中が不快になりやすいですが、しっかり口腔内もケアすると少し楽になっていただけると思います。
花粉症で鼻呼吸がしづらく、治療中辛いという方もいらっしゃると思います。当院では患者様の体調に合わせて治療やケアを行っておりますので、どうぞ不快な症状がある場合には遠慮なく歯科医師やスタッフにお申し出くださいね。
また、院内は空気清浄機等で常に空気を綺麗に保っていますので、花粉症の季節も安心してご来院ください。