みなさんこんにちは
ありい歯科 院長の有井です。
年末年始にかけインフルエンザが猛威を振るい、また今は寒波の影響もあり体調を崩される方も多いかもしれませんね。
どんなに気をつけていても、寒い季節は風邪をひいたり体調を崩してしまいがちですよね。
そこで、今日は体調が悪い時にどんな口腔ケアをしておくのがよいか、というお話をさせていただきます。
風邪をひいた時の口腔ケア
風邪をひいたときや体調が悪いときでも、口腔ケアは大切です。
ただし、無理をしてはいけません。体に負担をかけないよう工夫することがポイントです。
1. 歯磨きの頻度を守る
可能であれば、朝と夜の2回、少なくとも1回は歯磨きを行いましょう。
歯磨きが難しい場合、うがいだけでも効果があります。水やぬるま湯、または市販のマウスウォッシュを使用して口をすすぐだけでも大丈夫です。
2. 柔らかい歯ブラシを使う
体調が悪いと歯茎が敏感になる場合があります。柔らかめの歯ブラシを使うことで負担を軽くし、ストレスなく歯磨きをしていただけます。
3. 無理のない体勢で行う
長時間立っているのがつらい場合は、座った状態や洗面台に寄りかかるなど、楽な体勢で歯磨きをしましょう。
4. 食後のうがいを徹底
食事の後は、必ず水やお茶で軽くうがいをするだけでも、口内に残った汚れを減らすことができます。歯磨きが難しい場合には、うがいをきちんとすることを心掛けておきましょう。
5. 口腔内の乾燥を防ぐ
体調不良のときは口呼吸になりやすく、お口の中が乾燥しやすくなります。
お口の中の乾燥を防ぐために、こまめに水分補給を心がけ、必要に応じて唾液を増やすガムやタブレットを利用するのも良いでしょう。キシリトールが配合されているものがおススメです。
6. 体調が回復したら、通常のケアに戻す
体調不良が治ったら、歯科検診や通常の口腔ケアを再開し、お口の環境を整えましょう。
体調不良の時には無理をせず、自分の体調に合わせてケアを工夫することが大切です。
もちろん症状が重い場合は、口腔ケアを最低限にして、まずは十分な休息をとることを優先してください。
ありい歯科では患者様に使用する機器の徹底した洗浄・滅菌だけでなく、アルコールの配備や診療室・待合室など院内の環境においてもウィルスの発生や増殖を抑えるよう努めております。
風邪が流行する時期においては、患者様へのマスクの着用もお願いする場合がございますが、院内感染を防ぐために大切なことですので、ご理解・ご了承をいただけます様お願いいたします。