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こどもの口腔機能低下症

2024年11月20日

みなさんこんにちは
ありい歯科 院長の有井です。

 

こどもの口腔機能低下症とは

 

当院に来院されるお子さんの保護者の方から「子どもが口を開けたままで気になる」というようなお話をお伺いすることがあります。

小児の口腔機能低下症とは、成長過程にある子どもが口の機能に問題を抱えている状態を指します。これは、主に食べる、飲む、話すなどの動作に関わる機能が、発達に伴って十分に向上していない、または低下していることを指します。

 

主な特徴は以下の通りです。

全てがここに当てはまるわけではありませんが、こういった状況の場合「口腔機能低下症」と診断される場合があります。

 

子どもの口腔機能低下症の主な特徴

口腔機能低下症は、以下のような特徴や症状が見られることがあります

• 咀嚼(そしゃく)能力の低下:食べ物をうまく噛めない
• 嚥下(えんげ)障害:飲み込むのが難しい
• 発音の不明瞭さ:言葉がはっきりしない
• 口呼吸:常に口で呼吸している
• よだれが多い:唾液のコントロールが難しい

 

原因

 

小児の口腔機能低下症は、発達の遅れ、筋力の低下、口腔周囲の筋肉の未発達など、さまざまな要因が絡み合って起こります。
また、習慣的な口呼吸や、食生活の変化(例えば柔らかい食べ物ばかりを摂取すること)も影響を与えることがあります。

 

早期の対応が重要

 

口腔機能低下症は、子どもの成長に大きな影響を与える可能性があるため、早期に発見し、専門家(歯科医師や小児科医、言語聴覚士など)のサポートを受けることが推奨されます。適切なトレーニングやリハビリ、生活習慣の改善によって改善が見込まれることもあります。

 

上記の特徴に当てはまる、なんとなく自分では判断がつかないけれど子どものことなので心配ということであれば、一度当院へご相談ください。

当院では、お口のトレーニングだけでなく、日ごろの食事についても管理栄養士がアドバイスさせていただけます。早めの対策と改善でお子さんのお口の環境を一緒に整えていきましょう。

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